「アルコール消毒液、期限切れに気づいたらどうしますか？」こんな質問に、あなたは即答できますか？
実は、このシンプルな疑問には、私たちの日常に潜む意外な危険が隠されています。
今回は、知らないと後悔するかもしれない、消毒液の正しい処理方法をお教えします。
消毒液の使用期限の真実
アルコール消毒液には製造から約3年の使用期限があります。
食品の賞味期限とは異なり、期限が過ぎると効果が著しく低下します。
これは、アルコールの揮発性によるもので、時間と共に濃度が下がり、消毒効果が不十分になるためです。
アルコール消毒には使用期限があります。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です。使用期限が三年のものが多いのですが、コロナ禍のはじめの頃に買われたもが使いきれなかった場合、廃棄の時期が迫っています。もし期限が過ぎて、捨てる場合は台所に流すと下水で燃える可能性があるので、布に染み込… pic.twitter.com/DLT6nBcJw4
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) November 3, 2023
間違った捨て方のリスク
流しに捨てると、下水道でアルコールが蒸発し、引火の危険性があります。
これは、火を見ない火災のようなもので、非常に危険です。また、環境への悪影響も考えられます。
正しい処分方法
少量の消毒液は雑巾や古紙にしみこませ、乾燥させた後、燃えるゴミとして処分できます。この方法は、私が実際に試してみて、簡単で安全だと感じました。
ただし、換気をしっかりと行い、火気のない場所で作業をすることが重要です。
⚫️液体は収集できません
⚫️量余ったら雑巾や古紙にしみこませる
⚫️みこませた雑巾や古紙は乾燥させてから燃えるゴミ
⚫️になった容器は材質にあわせて分別
引用 NHK NEWSWEB
消毒液の意外な活用法
期限切れ間近の消毒液は、掃除や消臭に活用できます。
⚫️成分がエタノールと水だけの消毒液は、色々なところに使えます。
まな板や包丁などの調理器具や台所のシンクに吹きかけと、殺菌・消毒が可能
⚫️少量を布巾にしみこませて冷蔵庫や電子レンジの中などをさっと拭く
⚫️カビ対策として浴室の壁や天井などに吹きつける
⚫️な板や包丁、冷蔵庫の消毒に使う
注意 ただし、保湿成分入りの消毒ジェルはベタつきや変色の原因になる可能性がある
自治体の取り組みは必ず確認する
各自治体によって処分方法が異なるため、正しい情報を得るためには、自分の住む自治体のルールを確認する必要があります。
自治体のウェブサイトをチェックするか、直接問い合わせをしてみましょう。
まとめ
ここまで見てきたように、期限切れのアルコール消毒液の処理方法を知ることは、私たちの安全を守るために非常に重要です。
正しい知識を持って、安全かつ環境に優しい方法で処分しましょう。
