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【2025年】大田区の黒湯温泉銭湯と秋の注目イベントカレンダー

【2025年】大田区の黒湯温泉銭湯と秋の注目イベントカレンダー
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東京都内で最も銭湯が多い「銭湯のまち」大田区。
2025年現在、約46軒の銭湯が営業し、その多くで天然の黒湯温泉が楽しめます。

さらにこの秋は銭湯だけでなく「大田区 イベント」全体が盛り上がる季節。
本記事ではその中でも特に注目の銭湯イベントと黒湯温泉を、2025年9月〜11月のイベントカレンダーとともにご紹介します。

銭湯のまち 大田区

大田区は、東京都内でも圧倒的に銭湯の数が多いエリアです。
2025年現在でも約46軒が営業しており、そのうち天然温泉「黒湯(くろゆ)」を楽しむことができる銭湯もあります!

黒湯温泉の特徴と効能

黒湯は、古代の植物が長い年月をかけて堆積した地層から湧き出す天然温泉です。
コーヒーのような濃い褐色をしているのは、フミン酸と呼ばれる有機物を多く含んでいるため。

泉質

主に以下のタイプが多く見られます。
・弱アルカリ性のナトリウム‐炭酸水素塩泉(重曹泉)
・塩化物泉

これらは天然の保湿成分を含み、肌にやさしいことから「美肌の湯」として知られています。

効能・効果

さらに、黒湯にはこんな魅力もあります。

・湯冷めしにくく、体の芯から温まる
・冬の季節でも長時間ポカポカが続く
・刺激が少なくやわらかい湯ざわり
・子どもから高齢者まで幅広い世代に入りやすい

このように、黒湯は美容と健康の両方にうれしい効果を持つことから、地元の人々に長く愛されてきました。

地域の暮らしと銭湯文化の歴史

戦後の大田区は工場や住宅が密集するエリアで、当時は自宅にお風呂がない家庭も多くありました。
そのため銭湯は、生活に欠かせないインフラであり、人々の暮らしを支える存在でした。

銭湯は単に体を清潔に保つための場ではなく、次のような役割も果たしてきました。

労働者の疲れを癒す場所
家族が一緒にくつろぐ憩いの場
近所の人々が交流する社交場

このように銭湯は「湯船に浸かる」以上の価値を持ち、地域の人々をつなぐ大切なコミュニティの場として機能してきたのです。

そして現在もなお、黒湯を楽しめる銭湯やユニークなイベントが開催されるなど、大田区の銭湯文化は新しい形で受け継がれています

2025年9〜11月 大田区銭湯イベントカレンダー

ここからは、この秋に大田区で開催される銭湯イベントをご紹介します。
銭湯好きはもちろん、初めて訪れる方でも楽しめる内容が揃っています。

9月のイベント一覧

◾️9/12~10/30  大田銭湯スタンプラリー
区内の銭湯を巡ってスタンプを集める恒例企画。
黒湯銭湯も多数参加し、景品も用意されています。
大田浴場連合会加盟浴場にて行われます。
参加している銭湯はこちら

1回の入浴で1スタンプを押印
【景品】
スタンプ5個…大田浴場連合会ロゴ入り箸(先着1,280名)
スタンプ20個…大田浴場連合会ロゴ&はねぴょん入り桶(先着1,472名)
スタンプ32個…芦別産新米5キログラム(抽選300名)
さらにWチャンスでJTB旅行券(国内)10万円分が当たる。(抽選2名)

◾️9/27  銭湯サポーターフォーラム2025
銭湯文化をテーマにした講演やライブペイント、交流会が行われるファン必見のイベント。
銭湯好きの交流ができるファン必見のイベントです。地域銭湯への関心を深めたい方や、銭湯文化をより楽しみたい方におすすめです。詳細は東京都浴場組合の公式案内・サイトでも確認できます。
※こちらのイベントはすでに申し込み終了・当落発表済みです

10月のイベント一覧

◾️10/10  第32回大田銭湯祭&ラベンダー湯
10月10日は「銭湯の日」。
東京都内の銭湯では恒例の「ラベンダー湯まつり」が行われ、富良野産の乾燥ラベンダーをふんだんに使った香り豊かなハーブ湯が楽しめます!

大田区内でも「第32回大田銭湯祭」として、区内の参加銭湯でラベンダー湯が実施される予定です。
さらに、当日は先着で銭湯公式キャラクター 「ゆっポくん」特製タオル のプレゼントも!

銭湯の日を記念するこのイベントは、地域の銭湯が合同で行う伝統行事。
毎年多くの利用者が訪れ、香り豊かなお湯と記念グッズで特別な一日を楽しんでいます。

ソラマメ
ソラマメ
2024年は午前中に行った銭湯では、すでにゆっポくんタオルは配布終了となっていました〜

11月のイベント一覧

◾️11/26~12/8  脳汁銭湯@改正湯
大田区・蒲田の老舗銭湯「女塚温泉 改正湯」で行われてきた人気イベント「脳汁銭湯」。2025年も開催が予定されていますが、詳細は現時点では公式から発表されていません。

参考までに2024年の開催では、巨大な脳みそオブジェやネオンアート、プロジェクションマッピング、水中スピーカーによるサウンド演出など、銭湯をまるごとアート空間に変える革新的な仕掛けが展開されました。
館内の一部は撮影可能で、SNSでも大きな話題となりました。

「銭湯=リラックス空間」という従来のイメージを覆し、大人がワクワクできる銭湯基地として体験できるのが特徴です。
2025年版も、新たな仕掛けが期待されます。

最新情報は、公式サイトやSNSでの発表をチェックしてから訪れるようにしましょう。

大田区で楽しめる黒湯温泉銭湯

COCOFURO ますの湯

◾️特徴
黒湯かけ流し天然温泉、炭酸泉、サウナ、漫画・飲食コーナーなど、現代的で若年層やカップルにも人気の高い銭湯です。
◾️住所・アクセス
大田区南久が原2‑1‑23
久が原駅徒歩1分
◾️営業時間
6:00~24:00
最終入館23:30
◾️定休日
3・6・9・12月の第2木曜
◾️公式サイト https://cocofuro.com/masunoyu/

 

蒲田温泉

◾️特徴
昭和レトロな宴会銭湯。
高温・低温の天然黒湯、サウナ(有料300円、バスタオル付)、ジェット・バイブラ・電気風呂など設備豊富。
2階には食堂・宴会場あり。
手ぶらセットやオリジナルグッズも充実。
◾️住所・アクセス
東京都大田区蒲田本町2-23-2
雑色駅徒歩約10分、蒲田駅からバス・徒歩も可
◾️営業時間
10:00〜24:00
◾️定休日
年中無休
2階食堂は火・水・木定休、平日昼は一時休憩あり
◾️公式サイト https://kamata-onsen.com/

 

改正湯(女塚温泉)

◾️特徴
黒湯炭酸泉やシルク風呂など多彩なお湯を楽しめる人気銭湯。
浴室内には大きな水槽があり、熱帯魚が泳ぐユニークな演出も魅力。
アートイベントの会場にもなるなど、新しい取り組みにも積極的。
◾️住所・アクセス
大田区西蒲田5-10-5
JR蒲田駅西口徒歩7〜8分
◾️営業時間
15:00〜23:30
◾️定休日
金曜日(臨時休業あり)
◾️公式サイト http://www.kaiseiyokujou.com/

 

はすぬま温泉

◾️特徴
黒湯の天然温泉を使用。2017年のリニューアルで館内は大正ロマン風に一新され、ステンドグラスが映えるレトロモダンな雰囲気。
炭酸泉やサウナも完備し、女性向けアメニティが充実しているのも魅力。
清潔感があり幅広い世代に人気の銭湯。
◾️住所・アクセス
大田区西蒲田6-16-11(東急池上線 蓮沼駅徒歩2分)
◾️営業時間
15:00〜24:00
◾️定休日
火曜日
◾️公式サイト https://www.hasunuma-onsen.com/

 

第一相模湯

◾️特徴
黒湯の天然温泉に加え、高濃度炭酸泉や黒湯水風呂も楽しめる銭湯。
ジェット風呂や電気風呂も完備し、清掃や設備の手入れが行き届いていて快適。
タオルレンタルも可能で手ぶら入浴にも便利。
◾️住所・アクセス
大田区西六郷2-29-2(京急本線 雑色駅徒歩10分)
◾️営業時間
14:30〜23:00
◾️定休日
月曜日
◾️公式サイト https://www.daiichisagamiyu.com/

照の湯

◾️特徴
濃厚な黒湯の露天風呂が人気。
内湯や水風呂まで黒湯で、源泉かけ流しです。
古代檜風呂、ジェット、サウナ、薬湯、ペンキ絵など設備も豊富。
日替わりの薬湯も楽しめます。
◾️住所・アクセス
大田区仲六郷3-23-6
京急 雑色駅徒歩5分
◾️営業時間
平日 15:00~22:00
土日祝 10:00~22:00
◾️定休日
木曜日
◾️公式サイト 大田浴場連合会HP

久が原湯

◾️特徴
久が原湯は2011年に改装された現代的な銭湯で、大田区で初めての健康増進型銭湯に指定されています。
黒湯の天然温泉や高濃度人工炭酸泉が楽しめ、男女で2週間ごとに入れ替わる「太陽の湯」と「月の湯」の2つの浴室があります。
各浴槽にはテレビが設置され、スチームサウナは無料で、遠赤外線サウナは200円で利用可能です。
明るく清潔な空間で、若い世代や女性にも支持されています。
◾️住所・アクセス
東京都大田区久が原2-14-15
バス停「安詳寺」下車徒歩1分
都営浅草線「西馬込」駅徒歩約15分
東急池上線「池上」駅徒歩約20分
◾️営業時間
14:00 ~ 24:00(平日)
12:00 ~ 24:00(土、日、祝日)
◾️定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
◾️公式サイト 大田浴場連合会HP

 

調布弁天湯

◾️特徴
調布弁天湯は御嶽山駅から徒歩すぐの天然温泉銭湯で、淡い茶褐色の「御嶽山温泉」が楽しめます。
座風呂や気泡風呂、超音波風呂など多彩な浴槽があり、背中をほぐすマッサージ機「湯とん」や源泉を用いた立ちシャワーも備わっています。
浴室の壁には光るタイル絵があり、清掃が行き届いた落ち着いた空間が特徴です。
サウナは有料で100円です。
◾️住所・アクセス
大田区北嶺町10-11
東急池上線 御嶽山駅 より徒歩 1分
◾️営業時間
15:30–23:00
◾️定休日
月曜日 , 火曜日
◾️公式サイト 大田浴場連合会HP

 

桜館

◾️特徴
桜館は黒湯「純養褐層泉」をたっぷり使った天然温泉銭湯で、とろみのある湯は美肌づくりにも評判。
ビル最上階の展望風呂では、天候によって月や夜景まで楽しめる贅沢な雰囲気。
浴室は「壱の湯」「弐の湯」の2タイプがあり、男女で半月ごとに交代。
広々としたサウナ(最大18名収容/フィンランド式、高温)、冷たく冷やされた水風呂、無料のスチームサウナもあります。
浴槽の種類はジェットやバイブラ、電気、薬草風呂など豊富。
2階には軽食やドリンクのフロアが用意され、マッサージ機・ゲーム類も楽しめる施設です。
◾️住所・アクセス
大田区池上6-35-5
東急池上線 池上駅 より徒歩 7分
◾️営業時間
12:00 ~ 25:00(平日)
10:00 ~ 25:00(土、日、祝)
◾️定休日
無休
◾️公式サイト https://sakurakan.info/

ゆ〜シティー蒲田

◾️特徴
JR蒲田駅東口から徒歩約5分とアクセス抜群の黒湯温泉銭湯。
地下120mから汲み上げた天然温泉は、海藻由来のミネラルを豊富に含み、体を芯から温めてくれます。
サウナ・水風呂・外気浴との組み合わせで、免疫力アップや自律神経の調整、冷え性改善など健康効果も期待できます。
浴室は明るく広々としており、子どもからシニアまで安心して利用可能。
入浴後は「YCKホール」で飲食を楽しめるほか、カラオケやイベントも開催されるなど、地域の交流の場としても親しまれています。
◾️住所・アクセス
大田区蒲田1‐26‐16
JR蒲田駅より徒歩5分
◾️営業時間
11:00~24:00
◾️定休日
火曜日
◾️公式サイト https://youcity26.com/

 

幸の湯

◾️特徴
毎朝6時から営業している早朝利用が可能な黒湯銭湯。
天然温泉は薄い茶褐色で肌にやさしく温まりやすい泉質。
サウナは日替わりでラベンダーやローズマリーなど香りを変えるハーブサウナとなっており、リラックス効果も抜群です。
露天風呂や電気風呂、水風呂、ボディマッサージ風呂など多彩な設備を備え、幅広い世代に親しまれています。
◾️住所・アクセス
大田区西糀谷1-25-15
京浜急行空港線 糀谷駅 より徒歩 5分
◾️営業時間
06:00 ~ 11:00
14:00 ~ 23:00
◾️定休日
月曜日
◾️公式サイト 大田浴場連合会HP

 

新呑川湯

◾️特徴
個人的に最高の銭湯
2019年10月28日にリニューアルオープンした黒湯温泉銭湯。
ジェットバス、炭酸泉、シルク風呂、電気風呂、ラドン湯、露天風呂など多彩な浴槽を完備。
露天スペースには椅子が3つ置かれており、涼みながら長時間ゆったり過ごせると評判。
利用者への心遣いが感じられる、地域で愛される銭湯です。
◾️住所・アクセス
大田区大森南1−21−11
京浜東北線「大森」駅よりバス。「北糀谷」下車、徒歩5分
◾️営業時間
11:00−23:00
◾️定休日
金曜日
◾️公式サイト 東京銭湯HP

 

天狗湯

◾️特徴
大田区大森西にある温泉銭湯。
地下から汲み上げた天然温泉は、重炭酸ソーダやメタ珪酸を含む無色透明の泉質で、温泉法上も認定済み。
いわゆる黒湯(黒褐色のモール泉)とは異なり、色や成分が違うのが特徴です。
黒湯を期待して訪れる方は注意が必要ですが、この温泉も肌にやさしく、地元で親しまれています。
浴槽はマッサージ系、深浴槽、メタケイ温泉の3種類に加え、水風呂も完備。
サウナは200円で利用でき、サウナの向かいには屋外吹き抜けの整いスペースも設けられています。
貸しバスタオルは100円、備え付けのシャンプー・ボディソープはなし。風呂上がりにはアルコール提供はありません。
◾️住所・アクセス
大田区大森西2-15-3
京浜急行線 平和島駅 より徒歩 6分
◾️営業時間
14:30–22:30
◾️定休日
木曜日、第3水曜日
◾️公式サイト 大田浴場連合会HP

 

番外編 大型温浴施設 NU-LAND さがみゆ

◾️特徴
天然温泉の浴場に加え、サウナ・カラオケ・食事処・宴会プランまで揃う大型温浴施設
銭湯料金ではなく独自の入館料制ですが、黒湯天然温泉をゆったり味わいたい人や、家族・友人と一日楽しみたい人におすすめです。
◾️住所
東京都大田区仲六郷2-7-5
京浜急行雑色駅より徒歩3分
◾️営業時間
10:00~23:00
火曜は2F休憩施設のみ休業、入浴は営業)。
◾️定休日
無休(※休憩施設のみ火曜休業)
◾️公式サイト http://nu-land.com/

 

 

まとめ

大田区は、東京都内でも随一の銭湯密集エリアであり、黒湯温泉を楽しめる貴重なまちです。
2025年秋もスタンプラリーや銭湯の日イベント、そしてユニークなアート企画「脳汁銭湯」など、銭湯文化を堪能できる催しが盛りだくさんでした。

黒湯は、美肌効果や湯冷めしにくい特性があり、子どもから高齢者まで安心して楽しめる“癒しのお湯”。
銭湯は入浴だけでなく、人々の交流や地域文化を育んできた大切な場でもあります。

本記事で紹介した銭湯を巡れば、伝統と現代が融合した大田区ならではの銭湯体験を味わえるはずです。
ぜひこの秋は、大田区の銭湯で心も体も温まりながら、地域の文化に触れてみてください。

 

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