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大田区出身の著名人シリーズ 「深夜特急」「凍」沢木耕太郎さん

大田区出身の著名人シリーズ 「深夜特急」「凍」沢木耕太郎さん
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「深夜特急」は、沢木耕太郎による旅行記の名作です。
この物語は、「かつてシルクロードがあったのならば、現代ならバスぐらい通っているだろう」という一つの思いつきから始まります。
主人公であり、筆者自身でもある「私」は、詳細な計画を立てることなく、日本を飛び出し、冒険に乗り出します。

旅の起点はインドのデリー。
終点はイギリスのロンドンと定められました。
「私」は、路線バスや乗り合いバスだけを利用して、この二つの地点を結ぶ旅を敢行します。
この旅行記は、筆者が実際に経験した旅行に基づいており、その途中で出会った人々、見た風景、そして直面した困難や喜びが生き生きと描かれています。

「深夜特急」は、ただの旅行記ではありません。
それは、異文化との出会い、自己発見、そして人生の意味を探求する旅です。
読者は「私」とともに、アジア、中東、ヨーロッパを横断する壮大な冒険に参加することになります。
この作品を通じて、沢木耕太郎は、旅がもたらす変化と成長、そして人間関係の深さについて、深い洞察を与えてくれます。

私はAmazonオーディブルを1年以上契約しています。
これまで作品「深夜特急」のことは知っていましたが、実際に作品世界に触れた時、私の心は震えるような感覚を味わいました。

私たちが想像もできないような、バックパックを背負っての貧乏旅行の話で、その物語には笑いあり、時には心配しながらも深く没入していきました。
沢木耕太郎さんの作品を通じて、私は若い時に外国の地で感じた心細さや心弾む感覚を思い出しました。

確かに、これは凄い作品だ。

調べてみると、沢木耕太郎さんは東京都大田区の出身であることがわかりました。
大田区ブログを書いている私としては、この偶然に心を躍らせ、ぜひとも記事を書きたいと思ったのでした。

 

沢木耕太郎は東京都大田区出身であることがわかり、大田区ブログを運営する私にとっては、この偶然が非常に興味深く、彼の作品について記事を書くことに大きな意欲を感じました。

株式会社新潮社によると、「深夜特急」の総発行部数と電子書籍のダウンロード数は合わせて600万部を超えています。

 

沢木耕太郎 プロフィール

沢木 耕太郎(さわき こうたろう)

⚫️生年月日
1947年11月29日

⚫️出身地東京都大田区

⚫️学歴
・東京都立南高等学校卒業(当時)

東京都大田区中馬込3丁目にあった
・2005年3月31日閉校
・校地は2011年に進学型商業高校の東京都立大田桜台高等学校に継承

・横浜国立大学経済学部卒業

・大学時代のゼミの指導教官は、後に神奈川県知事となる長洲一二(ながすかずじ)
・長洲から「何か書いてみないか」と誘われ、これをきっかけに文筆活動を開始

⚫️職業
ノンフィクション作家、エッセイスト、小説家、写真家

⚫️経歴
大学卒業後、富士銀行に入行するも初出社日に退社

 

沢木耕太郎の代表作「深夜特急」の魅力と影響

 

「深夜特急」が産経新聞に連載された1986年に当社より現在に至るまで、この作品は多くの読者に愛され続けています。
沢木耕太郎によるこの旅行記は、ただの冒険物語ではなく、人生、文化、そして自己発見についての深い洞察を与えているからでしょう。
以下に、この作品の魅力とその影響について詳しく見ていきましょう。

異文化への深い理解
「深夜特急」は、アジア、中東、ヨーロッパを横断する旅を通じて、異文化との出会いを描き出します。
これらの地域を訪れることで、筆者は様々な文化や価値観に触れ、読者にもそれらを体験させます。

国、土地が変われば、人間も変わってくる・・・陸路で旅した作者の体験は、普通の旅行者では感じることができないかもしれない肌感覚を伝えてくれます。

自己発見の旅
主人公が経験する旅は、外的な冒険だけでなく、内面的な旅でもあります。
未知の土地を旅する中で、主人公は自己の限界に挑戦し、多くの場合、新たな自己理解に至ります。
その国の言葉を理解しない旅人の考え、心情が生き生きと描かれているので、内面は成長する様を読者も感じることができます。

文学としての美しさ
「深夜特急」は、その文体や物語の構成からも高い評価を受けています。
沢木耕太郎の繊細な文筆は、旅の風景や出会いを鮮やかに描き出し、読者を物語の世界へと引き込みます。
この作品は、文学作品としての美しさと力を持っています。

オーディブルの朗読は俳優の斎藤工さんです。低く良い声で朗読されるのでさらに胸に響きます。

旅のバイブルとして
旅のバイブルとして、「深夜特急」は多くの旅行愛好家や冒険家にとって、旅の指針となってきました。
この作品を読むことで、旅に出る勇気をもらったり、同じルート、同じ宿に泊まった若者が大勢いました。
沢木耕太郎が旅で経験した困難や喜び、そして旅から得た教訓は、読者にとっても大きな価値があ流ということでしょう。

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特に「深夜特急」シリーズは、旅の情景や人々との出会いが、朗読によって色鮮やかに蘇ります。
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沢木耕太郎 主な作品紹介

沢木耕太郎は、その長い文筆生活の中で多くの作品を世に送り出し、高い評価を受けて数々の賞を受賞しています。
ここでは、彼の受賞歴のある主な作品を紹介します。

『テロルの決算』
1979年、第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
この作品では、国際的なテロ活動の背後にある思想や動機を深く掘り下げています。

 
『一瞬の夏』
1982年、第1回新田次郎文学賞を受賞。
若き日の冒険と、その時代の青春の輝きを描いた作品です。

 
『バーボン・ストリート』
1985年、第1回講談社エッセイ賞を受賞。
アメリカ南部のジャズが息づく街、ニューオーリンズのバーボン・ストリートを舞台にしたエッセイ集。

 

『凍』
2006年、第28回講談社ノンフィクション賞を受賞。
極限状態における人間の生と死、そして生きる意味を問う深い洞察が評価されました。

『キャパの十字架』
2013年、第17回司馬遼太郎賞を受賞。
戦場カメラマン、ロバート・キャパの生涯を描いた作品で、戦争と人間性について深く迫ります。

 
『天路の旅人』
2022年、第74回読売文学賞を受賞。
人生の旅路とその意味を探求する、沢木耕太郎の文学的探求が光る作品です。

まとめ

ここまで大田区出身の沢木耕太郎氏について紹介してきました。
まだ読んでいない方もかつての読者も、沢木氏の作品に改めて目を向ける機会となれば幸いです。

>>2023年8月30日 70歳を超えて書くことを続ける作家・沢木耕太郎さん(75)に大越キャスターが話を聞いたYouTube

70代でもイケメンで素敵な沢木耕太郎氏の活躍をお祈りしています。

 

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