ドレッサーの奥の方に古くなった香水瓶がある人は多いと思います。
香水の使用期限は未開封であれば製造から約3年、開封後は約1年が目安です。
しかし、これはあくまで目安であり、保管状態によっては劣化が早まることもあります。
古くなった香水をそのままにしておくと、肌トラブルの原因になることも。
今回は、古くなった香水の正しい処分方法を詳しくご紹介します。
香水の中身の確認と処分方法
香水の中身がまだ残っている場合、以下の方法で処分しましょう。
⚫️ティッシュや布に香水を吸わせる
⚫️ジップロックのような密封できる袋に入れて燃えるゴミとして捨てる
中身の入った香水の捨て方です。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です。液体は基本、収集しないので、捨てる予定だった布などに染み込ませるといいですよ。ベランダ等で乾かしてからその布は可燃、容器は不燃(自治体により、容器により変わる)にお出しください!#ゴミ清掃員の日常 pic.twitter.com/nWUKHKxIv7
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) October 31, 2022
⚫️瓶に香水の中身が入ったまま捨てる
香水に含まれるアルコールが発火する恐れがあるためNG。
⚫️香水の中身をトイレや洗面台に流す
アルコールや油分により排水管が痛む可能性がある。
香りが排水口に溜まり、部屋中に充満して気分が悪くなる恐れがある。
⚫️海や川に香水を流す
環境汚染の原因となるためNG。
香水瓶が開かないときの開け方
古い香水を廃棄するのに瓶が開かない!
そんなときは、以下のステップで開けてみましょう。
結構な力がかかる作業になります。
1、安全第一
手袋をはめ、新聞紙を敷いて、万が一のこぼれや割れに備えます。
2、ツールを使う
マイナスドライバーを使って、ボトルと金属の隙間に差し込みます。
3、切り込みを入れる
ニッパーで金属部分に切り込みを入れ、そっと外します。
香水瓶の捨て方
空になった香水瓶は不燃ゴミに出します。
デザインが美しい香水瓶は、小物入れや花瓶として再利用することもできます。
まとめ
ここまで香水の捨て方を紹介してきました。お役に立ちましたか?
香水はアルコールが多いから、トイレに流すのはNG。
中身は布に吸わせてゴミ箱へ。空の瓶はリサイクルか、おしゃれに再利用しましょう。環境にも気を配りながら、古い香水を上手に処分してください。