池上本門寺のお会式は、日蓮聖人の命日を記念する法要として、毎年10月に行われる東京都大田区の伝統行事です。
特に「万灯練り供養(まんどうねりくよう)」は、夜の街を彩る提灯行列が訪れる人々を魅了し、全国から多くの参拝者が集まります。
2024年のお会式も例年通り、10月11日から13日にかけて盛大に開催される予定です。
この記事では、2024年のお会式の日程、見どころ、万灯練り供養、屋台情報、御朱印のポイントまで、訪れる前に知っておきたい情報を徹底解説します。
初めての方も、毎年参加されている方も、このガイドを参考にして、池上本門寺のお会式を存分に楽しんでください。
お会式 2024年
10月11日~13日(12日夜・万灯練供養)
11日(金)
・午前11時〜 歴代先師聖人並びに池上法類・池上護山会先師報恩法要
・午後2時〜 納経十種供養式法要が営まれます。
12日(土)の万灯練供養
・午前10時から 宗祖御更衣法要が行われ、聖人の御衣を夏物から冬物へと変更します。
午後2時から 全国各地から来た多くの参拝者と団体参拝で、大堂は一杯になります。
・午後6時から 池上徳持会館から本門寺へ、約2キロメートルの距離で、百数十講中、約3000人の万灯練り行列が池上地区を歩き、深夜まで賑わいのある日となります。
13日(日)
・午前8時〜 御正当報恩法要(臨滅度時法要)では聖人入滅時に六老僧日昭聖人が打たれた臨滅度時の鐘にならい、貫首により厳かに鐘が打ち鳴らされます。
引用 池上本門寺
万灯練り供養の魅力と観覧ガイド
万灯練り供養
本日は池上本門寺のお会式
日蓮聖人の命日に「お会式囃子」や「八木節」と言った演目で華やかな万灯と共に纏振りが練り歩く法要である
篠笛によりループされる八木節は団扇太鼓の重低音も重なりとてもグルーヴィ
わかりやすく言うと酒飲んでドンチャン騒ぎして故人を偲ぼうZE!みたいなお祭りです。 pic.twitter.com/Tbzgj6KlJU
— ふじお (@Leg_Lariat_1720) October 12, 2023
お会式の最大の見どころである「万灯練り供養」は、10月13日の夜に行われます。
この行事では、数千もの提灯を手にした僧侶や信者たちが、池上本門寺まで約2キロの道のりを練り歩きます。
提灯の光が闇夜を照らし出し、その幻想的な光景は見る者すべてに感動を与えます。
観覧スポットと行列のルート
万灯練り供養は、池上徳持会舘を出発し、本門寺までの道を進みます。
特に見応えがあるのは、提灯が揃って光を放つ瞬間や、本門寺の門をくぐる際の荘厳な雰囲気です。
観覧スポットとしては、徳持会舘からの出発地点や、本門寺に近づく終盤が特におすすめです。
これらのスポットでは、提灯行列の壮大さを間近で体感することができます。
事前準備と注意点
万灯行列は夕方から深夜にかけて行われるため、寒さ対策が必要です。
冷たいものを食べたり飲んだりしていると体が冷えるので、軽い防寒着があるとていると良いでしょう。
屋台とグルメの楽しみ方
帰り道だったので訪問終わりに本門寺のお会式へ!
お祭りの雰囲気っていいよな〜と思いながら差し入れにイカ焼きと豚焼きとチョコバナナを携えて事務所に戻りました🚲 pic.twitter.com/R4Fq8Rm2b4— まつなが|大田区で訪問看護 (@matsunaga_nasu) October 12, 2023
お会式期間中、池上本門寺周辺には数多くの屋台が立ち並び、参拝者にとってのもう一つの楽しみとなります。
ここでは、2024年に期待される人気屋台やおすすめのグルメをご紹介します。
◾️大だこ焼き 大きなタコが入った食べ応えのあるたこ焼き。
◾️たこ焼き 定番のたこ焼き、外はカリッと中はとろっと。
◾️バナナチョコ チョコレートでコーティングされた定番スイーツ。
◾️フライドポテト 子供から大人まで楽しめる定番のスナック。
◾️からあげ ジューシーでカリッと揚がった唐揚げ。
◾️大串揚げ 大きな串に刺さった揚げ物、食べ応え抜群です。
◾️わたあめ 子供たちに大人気のふわふわな綿菓子。
◾️お好み焼き ソースがたっぷりのった本格的なお好み焼き。
◾️水あめ・あんずあめ 昔ながらの甘いお菓子で、懐かしさを感じられます。
◾️わかさぎ 新鮮なわかさぎを塩焼きで提供。
◾️イカ焼き 香ばしい香りが食欲をそそるイカ焼き。
◾️焼きそば ボリューム満点の定番メニュー。
◾️じゃがバター ホクホクのじゃがいもにバターをたっぷり。
◾️ベビーカステラ 小さくて可愛いカステラ、甘さ控えめでおいしい。
◾️りんご飴 甘くて酸っぱいりんご飴、見た目もかわいい。
◾️トルネードポテト 見た目も楽しいポテトスナック。
◾️牛串 柔らかくジューシーな牛肉の串焼き。
◾️きゅうりの一本漬け さっぱりとした味わいが魅力の漬物。
◾️チーズホットグ チーズがたっぷり入った韓国風ホットドッグ。
◾️チャプチェ 春雨を使った韓国料理。
◾️タピオカドリンク 人気のタピオカドリンクも楽しめます。
◾️電球ソーダ インスタ映えする電球型のソーダドリンク。
◾️かき氷 暑い日にぴったりのひんやりスイーツ。
◾️クレープ フルーツやクリームがたっぷり入ったクレープ。
◾️やきとり 香ばしいタレがたまらない焼き鳥。
◾️五平餅 香ばしく焼いた味噌だれの五平餅。
◾️フランクフルト 子供にも大人気のソーセージスナック。
◾️焼きとうもろこし 焼き目がついた香ばしいとうもろこし。
◾️イタリアンスパボー イタリアン風の味付けを楽しめるスパゲティスナック。
◾️シャーピン 中国の伝統的な薄皮パン、もちもちの食感が魅力。
これらの屋台メニューを楽しみながら、お会式の雰囲気を存分に味わってください。
どの屋台に行くか、食べ歩きの計画を立てるのも楽しみの一つです。
屋台巡りのポイント
⚫️混雑が予想されるため、早めに屋台を訪れることをおすすめします。
特に人気のあるメニューは早々に売り切れることもあるため、行きたい屋台を事前にチェックしておくと良いでしょう。
⚫️食べ歩きを楽しむために、両手が使えるようなショルダーバッグやリュックを持参するのもポイントです。
⚫️コンビニも大混雑するので、飲み物は自宅から持参してもいいかもしれません。
⚫️手が汚れても洗う場所がないため、ウェットティシュなどあると便利です。
御朱印の魅力と入手方法
池上本門寺では、お会式期間中に特別な御朱印をいただくことができます。
この御朱印は、参拝者にとって一生の記念となるもので、毎年多くの方が訪れます。
御朱印の意味と歴史
御朱印は、寺院を訪れた際に記念としていただくもので、参拝の証とされます。
池上本門寺のお会式期間中にいただける御朱印は特別なもので、日蓮聖人の教えに触れることができる貴重なものです。
また、御朱印はその歴史を遡ると、参拝者が写経を納めた際の証として始まったとされています。
御朱印をいただく場所と時間
お会式期間中、池上本門寺の本堂や専用の御朱印所で御朱印をいただくことができます。
混雑が予想されるため、早めに参拝を済ませ、御朱印所に向かうことをおすすめします。
また、特別な御朱印が頒布される際には、時間が限定されることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
池上本門寺 ⑤
御朱印はやってないと思いましたが21時過ぎではありますが、やってました。
座れる所がない位待ってます。
直書でいけますが、聞くとかなり待つと言われたので、書置にしました。10/11~13迄の限定御朱印を頂きました。#池上本門寺、#御朱印、#御朱印巡り、#大田区、#お会式、 pic.twitter.com/9wT9gwjwlO
— まー(御朱印メイン) (@SGMGRsuNut6q2xa) October 13, 2023
お会式の歴史と文化的背景
池上本門寺のお会式は、1282年に日蓮聖人がこの地で入滅されたことを記念して始まりました。
700年以上にわたって続くこの行事は、日蓮宗における最も重要な法要の一つです。
また、池上本門寺のお会式は、その歴史の中で多くの文化や芸術にも影響を与えてきました。
例えば、歌川広重の浮世絵にもその様子が描かれており、日本の美術や文学の中でも重要な位置を占めています。
さらに、「お会式」という言葉は俳句の秋の季語としても知られており、季節の風物詩として日本の伝統文化に深く根付いています。
お会式は、ただの宗教行事にとどまらず、日本の文化と伝統を象徴する行事として、多くの人々に親しまれています。
アクセスと交通規制について
お会式の期間中は、池上本門寺周辺で交通規制が実施され、特に12日から13日にかけては大変な混雑が予想されます。
車での訪問は避け、公共交通機関を利用するのが賢明です。
池上本門寺へは、東急池上線「池上駅」から徒歩約10分の距離にあり、アクセスは比較的便利です。
交通規制と駐車場情報
交通規制は、主に池上駅周辺から本門寺にかけて行われます。
これにより、一部の道路が通行止めとなり、駐車場の利用も制限される場合があります。
遠方から車で訪れる予定の方は、周辺の公共駐車場やパーキングエリアを事前に確認し、できるだけ早めに到着することをおすすめします。
日蓮宗大本山 池上本門寺 アクセス
日蓮宗大本山 池上本門寺
・東急池上線「池上駅」下車徒歩10分
・都営浅草線「西馬込駅」南口下車徒歩12分
・JR京浜東北線「大森駅」→バス(20分)「本門寺前」下車徒歩5分
※大混雑が予想されます。時間に余裕を持って行きましょう
まとめ
池上本門寺のお会式は、700年以上の歴史を誇る日本の伝統行事であり、日蓮聖人の命日を記念する重要な法要です。
「万灯練り供養」をはじめ、厳かな法要や賑やかな屋台、特別な御朱印など、多彩な魅力が詰まっています。
また、歌川広重の浮世絵や俳句の秋の季語としても知られるように、お会式は日本文化に深く根付いた行事です。
2024年も、多くの参拝者が池上本門寺に集い、この伝統を受け継ぎながら新たな感動を味わうことでしょう。
この記事を参考にして、池上本門寺のお会式を最大限に楽しんでください。
混雑や交通規制には注意しつつ、歴史と伝統が息づく特別な時間をお過ごしください。
内容は変更になる場合があります。最新情報は池上本門寺公式サイトでご確認ください。